ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
ご感想・お問合せは、メール suirin@suirin.com までお願いいたします。

2014年9月15日月曜日

野の花


みなさん、こんにちは。ここ飯綱は今、ひとあしはやく秋の風がふき、秋の草花が咲き乱れています。のあざみ、きりんそう、おおばこ、あかまんま、などなど・・。なまえもしらないけれど、かわいらしい清楚なお花たちがたくさん、かぜにそよいでいます。
 

 
 
 
 早織理庵の前にいるお地蔵様にも、野の花がお供えされています。このお地蔵様は、さおりさんなのだそうです。
 

 みどり先生がこんなお歌を教えてくださいました。

 野の道の 名もなき花の さゆらぐを
 施無畏の神と思いぬかずく

 さおりさんと散歩をしていてみどり先生が歌った歌だそうです。

 秋の木漏れ日の中で、さおりさんと過ごす時間はとても幸せです。今年は、風邪もひかず、元気に寒い季節を乗り越えたいです。

 
担当:さとう

2014年9月11日木曜日

さおりちゃんの音楽祭


先日、いのちの森音楽祭が、水輪で行われました。
前夜祭の会場は、まほろばで、本祭は水輪裏の白樺林で行われました。
歌に踊りに、和太鼓の迫力に、観客もアーティストも一緒になって楽しみました。
二日目の水輪中庭での演奏では、さおりさんも、ナナカマドのベランダから楽しむことができました。
 
 
 
さおりさんは、楽しそうに声をだしたり、てをあげたりしていました。
えんそうのさいごに、さおりちゃんも自前のライアーを演奏して、アーティストの方たちとのちょっとしたセッションをしました。
そして、さおりちゃんのためにアーティストの方たちが一曲演奏しようということになり、のりに乗った観客、アーティストは、さおりちゃんのベランダに上がり、さおりちゃんとみどり先生を取り囲んで踊りました。
渦の中心になったさおりちゃんは、びっくりしながらも心から楽しんでいるようでした。
さおりちゃんの弾いたライアーは、かすかに風に乗り聞いている人の心にしみいりました。

担当;さとう