ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
ご感想・お問合せは、メール suirin@suirin.com までお願いいたします。

2017年6月14日水曜日

2017/06/14 若葉のころ




みなさまこんにちは。
こちら早穂理庵では、窓から日に日に大きくなる、小さな葉っぱの子供たちが、手に取るように眺められます。
五月の連休中にやっと庭の山桜が咲き、あっという間に花吹雪になって散ってゆきました。
おかげさまで早穂理さんはとても元気に過ごしています。


早穂理さんのお父さんの研先生は、とてもお料理が上手です。私たちスタッフにも、よく手料理をふるまってくださいます。そういう時、研先生は、本当は早穂理ちゃんに一番たべてもらいたいんだけれど、、、そういう気持ちでつくているんだよ、とおっしゃっていました。
早穂理さんは、ここ三年間ほど鼻からのチューブでお食事をとっています。
研先生が教えてくださったレシピで、畑のお野菜をてんこ盛り入れたなべを作りことこと煮込んで、酵素玄米と一緒にミキサーにかけて早穂理さんの流動食を作ります。
鼻のチューブは、できるだけ早穂理さんの負担にならないように、細いものを使い、できるだけ短時間で取るようにしています。これからも早穂理さんが元気に過ごせるよう、皆で力を合わせていきたいと思います。