ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
ご感想・お問合せは、メール suirin@suirin.com までお願いいたします。

2022年3月18日金曜日

ぼくの体験発表

 僕は心の状態がまだまだ不安定だけど、どんな体調であってもご飯作りの時は一生懸命今に生きる事が出来る。早穂理さんのご飯作りは単純な様に見えるから、続ける事は大変だけど、どうしたら早穂理さんが健康になれるか、そう思うと自分には早穂理さんの命を繋ぐ責任があるから毎日頑張れる。

同じものを毎日作っているようにみえても、味は毎回違う。それは自分の心が表れているようなんだ。だから心を込めて作らないといけないと思う!

誰かの為に何かをする喜び、人の為に生きる喜び。それが「愛」。そこに愛があるからこそ何事も投げ出さないで今に生きる事が出来る。

僕が一番好きなのが、ご飯をさおりさんに持っていくときなんだ。

さおりさんは、いつもありのままでいてくれる。さおりさんはボクに生きる事を教えてくれている。なにがあっても変わらないさおりさん。生きる事は本当はもっと単純な事なのかもしれない。

さおりさんの命を繋ぐお食事、食事を作っているようで、実は沢山の事を教えてくれている。





2022年3月10日木曜日

早穂理さんから学んでいる事

 自分の曇ったメガネで相手を見ると世界は偏狭で冷たく虚しい。

 心は相手を罰し、敵・味方を作り出す。そんな世界にいては恐怖と孤独で心は蝕まれるだけだ。

 早穂理さんは透明な心でキラキラした瞳で世界に存在している。

 出逢う人達の魂に光を思い出させてくれている。

 私は早穂理さんの命に触れ、自分の中の愛を生き返らせてくれたと感じます。

 濁りなく流れる川のように自分の中の愛をエネルギーにして日々を生きていく事が、自分を救うのだと早穂理さんから学ばせていただいている。

 学ばせて頂いたからには周りへお返し出来る様にもっと頑張りたいと思います。

実習生N.S