ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
ご感想・お問合せは、メール suirin@suirin.com までお願いいたします。

2021年12月11日土曜日

先生方の深い愛情

最近強く感じるのは、みどり先生、研先生の深い愛情によって私たちは守られているのだなあということ。ここまで愛を与えてくれる人は他に出会ったことがない。厳しくも本当の優しさで接してくださる。私たちの仏性を心から深く信じてくれている人。
私たちが成長してこられたのは、先生方が信じ続けてくれたからです。さおりさんのことは46年間諦めずに育ててきた塩澤先生方。私たちのことも絶対にあきらめない。みどり先生から何回かこのお話を聞いて印象に残っています。


十字架上のイエスの死について。
イエス様は十字架にはりつけにされて、絶望して嘆いて神に言ったそうです。
「神よ、なぜ私をこんな目に合わせるのです。貴方の愛し子の私をどうして助けてくれないのですか」と。
すると次の瞬間、イエスの心に大きな転換が起こりました。
「おお神よ、あなたは私を深く愛しているからこそ、この試練を与えてくださったのですね。」
そういってイエスは神を最後まで信じ死んでいった。
人を良くするには信じる心が一番大切なのではないかと感じています。私たちの中にもある信じる心を、愛を育てていきたい。今度は人に与えられるように。
”愛を知るために(学ぶために)生まれてきた”とはみどり先生がよく本に書く言葉です。その通りだとしみじみ思います。

文 佐藤理恵



2021年12月2日木曜日

いつもありがとう

 さおりさん、いつもいつも大切な事を気付かせてくれてありがとう。

いつもいつも一生懸命に息を吸って、一生懸命にうったえて、一生懸命に今に生きている。

そして、極上の笑顔をみせてくれる。

生きる喜びを身体全体で表してくれている。

さおりさんの安らかな笑顔を見ていると、とても幸せな気持ちになる。

そして、自分がさおりさんを守る為に強くなれる気がする。

さおりさんの元気な笑顔に出会うと、とっても皆も嬉しくなる。

21年間、さおりさんの傍にいさせて頂いて、貴重な体験を何度もさせて頂いた。

本当に感謝しかない。

さおりさんは、私たちのカルマを身をもって表してくれる。

私たちの意識がさおりさんの体調や状態を左右してしまう。

さおりさんは何も悪くないのに私たちの足りなさでさおりさんを左右してしまう。

だからこそ、自分たちの成長あるのみ。

転んでも起き上がり失敗は繰り返さぬようにしっかりと生きていこう。

文 佐藤理恵