ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
ご感想・お問合せは、メール suirin@suirin.com までお願いいたします。

2016年1月28日木曜日

みなさん

みなさん、あけましておめでとうございます。
今年の私の目標は、さおりさんからまなぶ、です。

さおりさんは、おかげさまで風邪もひかずに元気に過ごしています。
さおりさんは、大きな赤ちゃんのように、無邪気でそのまんまです。




しかし、本物の赤ちゃんとの大きな違いは、泣かないところです。
今まで泣いたところは、2回しか見たことがありません。
1回目は入浴で腰を痛めた時。
それから、2回目は入院中に内蔵出血で苦しんだときです。

さおりちゃんは、腹が据わっているなあ、といつも思います。
なにがあってもなかないし、どこにも行かない(行けないのだけれど)


そして、我慢づよい。
なぜかさおりさんは、痛くても笑ってしまう。
私も、つらいときや苦しいとき、痛いときに、負けそうな自分を笑い飛ばせるくらいになって、自分を冷静に俯瞰できるようになっていきたいです。

2016年1月14日木曜日

さおりさんの診察日


先日重藤先生がさおりさんの状態を診察して下さいました
重藤先生は九州福岡から来てくださるてんかんの先生です。今は山王睡眠センターの所長をされています。すごくいい先生で、やさしく、真剣に聞いてくれます。さおりさんの発作の状態などについて、どのように対処したらよいのかなど丁寧に、やさしく教えてくださります。
さおりさんも、重藤先生に会えてとってもうれしそう!
いろいろおしゃべりしたいのか「れれれれー」や「るるるるー」などかわいい声を出していました。
みんなに囲まれているさおりさん。いつも、みんなの中心です。
さおりさんはこのいのちの森に無くてはならない存在で、輝くいのちにみんな元気をもらっています。

2016年1月2日土曜日

訪問看護士のNさん

2016年のさおりの日誌です
新しい年の始まり
さおりさんのいる『早穂理庵・母屋』は
みどり先生、スタッフ、研修生、実習生を含めて
13人と賑やかに新年を迎えました。
水輪全体ではお客様を含め約60名で迎えることができました。
感謝でいっぱいです!
『さおりさん』あっての水輪です
元気なさおりさんの笑顔をご覧ください。


訪問看護士のNさん



みなさま、こんにちは。12月に入り、一度は積もった雪も、最近は暖かい日が続きすっかり溶けてしまいました。皆様いかがお過ごしでしょうか。今年も、残り1日を切りました。この一年、水輪にとっては、例年に無く色々な事が起きた年でした。しかし、そういった大変な時にこそ、淡々と毎日やるべきことをやり続けることが大切だと教わりました。

 先日、懐かしい方と、連絡を取ることができました。以前、訪問看護に来ていただいていた、Nさんです。日赤で、看護師長さんまでつとめ、退職された後、今は自宅を解放してショートステイステーションを開かれているそうです。

 常に、患者さんの立場に立たれて動かれてきたNさん。さおりさんとは、10年来の付き合いで、とってもかわいがってくださり、みどり先生の信頼も厚い方でした。

 退職された後も、さすが、Nさんらしい生き方をされているようです。

みどり先生も、電話越しからNさんの元気をいただいたようでした。

昨年のご報告になりましたが、いかがでしたでしょうか?
今年も元気なさおりさんのご報告をさせて頂きますので
どうぞご覧ください。
ありがとうございました


 
嬉しそうなさおりさん