ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
ご感想・お問合せは、メール suirin@suirin.com までお願いいたします。

2013年10月24日木曜日

エステの時間


さおりさんには、10年以上続けている習慣があります。
それは食後のエステの時間。熱~いタオルでお顔を拭き、両手の指を一本ずつ拭いていきます。
さおりさんも気持ち良いのか、うっとりしています。かおのタオルを引っ張ろうとする手もゆるみ、じいっと、されるがままです。。おゆびのエステでは、さおりちゃんが自分で次の指をだして待っていてくれます。「いーち、にーい、さーん、」数を数えるのと一緒に、ぴょこっとお指をあげてくれます。
そして「よーん、ごーお、できたー!!さおりちゃんやったー!えらいねー。」
そういうと、さおりちゃんもほこらしげにしています。
 さおりちゃんの手は、丸っこくて柔らかで白い、とってもかわいらしい手です。
指は研先生に似ています。研先生は、しらうおの手、ならぬ「どじょうおの手」とおっしゃっています。二人が並んで寝ていると、同じ格好でねむっているときもあり、やっぱり、親子だなあ、と思います。