ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
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2013年12月5日木曜日

こころの声

こんにちは。今日は、さおりちゃんの厳しさについてお話します。さおりちゃんは、周りの私たちを癒してくれる存在です、ですが同時に、いやがおうでも、自分を乗り越えさせてくれる厳しい存在でもあります。どういうことかというと、さおりさんケアをしていて、わたしたちの実習のミスは、すべて、さおりさんの命にかかわるからです。私たちの管理が悪くて、酸素のホースが途中で抜けているために、さおりさんの酸素の値が下がってしまったり、吸引器のコンセントが抜けているせいで、たんが詰まった時に、たんの吸引ができなかったり、常に、さおりさんには命の危険が隣り合わせです。先日は、寒くなってきたのに、薄めのズボンをはいていたため体が冷えて、おなかをいたがるようになってしまいました。私たち自身は、熱かったら自分で脱ぎ、寒かったら暖かい服を自分で切れますが、さおりちゃんはそれができません。かわいそうなことをしてしまいました。

もっともっと、言葉にならない、心のひだの奥から響いてくる心の声に、こころの眼や耳を澄ましていかなければならないと感じました。
 

さおりちゃんは、その身をもって、わたしたちに今に生きることをおしえてくれています。
 
担当、佐藤りえ