ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
ご感想・お問合せは、メール suirin@suirin.com までお願いいたします。

2022年11月19日土曜日

水輪で出版された「奇跡の生還」の紹介

 9月に行われた宇宙の叡智シリーズ4開催と同時に「奇跡の生還」は出版されました。

さおりさんが35歳の時、風邪をひいて、N病院に入院し、重篤な肺炎になり、抗生物質、ステロイドの投与を行っても状態は悪くなる一方で、西洋医学で打つ手が無く、霊安室が用意された。「この状態で良くなった人はいない」と主治医から宣告された。そこから、帯津良一先生のホメオパシーでの治療と献身的にさおりさんと向き合った塩澤ご夫妻、さおりさんの回復を祈った方々、日本だけでなく世界の人々の祈りによって奇跡の生還を遂げたさおりさんの闘病記録です。
さおりさんの一日一日変化する体調に一喜一憂しながらも、死と隣り合わせでも力強く生きようとしているさおりさんの様子が刻銘に書かれており、読んでいる私たちにも心に迫るものがあります。
塩澤みどりがホメオパシーに出会ったのは約20年前です。
帯津先生からご紹介された森井啓二先生著のマテリアメディカを
購入しました。
これからの時代の医療はこれだ!と実感しました。
日本で唯一森井啓二先生が書かれたマテリアメディカの本で、それ以来、マテリアメディカを毎日毎日読み、さおりに適したレメディを選んだおかげで20年間生き延びる事が出来ました。
スタッフ冨安筆

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2022年10月4日火曜日

ハープの音色

今日もナナカマドからハープの音が聴こえます。

ポロロン ポロロン

さおりさんはいつもハープさんと一緒です。

ポロン ポロン

さおりさんは寝ている時までハープを弾きます。
ハープの音色は中庭にも響き、皆の心にも響きます。

ポロロン ポロロン

ハープを弾く時、ちゃのちゃんは笑顔でいっぱい。
周りのみんなも笑顔でいっぱい。
ちゃのちゃんが笑うと世界が笑う。

※さおりさんは皆に「ちゃのちゃん」と呼ばれて親しまれています😀





2022年8月8日月曜日

お歌のお勉強

皆さんこんにちは。

暑い季節になりましたが、こちら飯綱高原には、爽やかな夏風邪が吹きわたっています。

さおりさんも、暑さに負けず、元気に過ごしています。

今日は、実習生のSさんと一緒に、お歌のお勉強をしました。

 Sさんは、さおりさんに色々な童謡を歌って聞かせてくれました。

さおりさんは、おおよろこびです。からだを揺すってニッコンニッコンしています。

さおりさんの笑顔は、みんなのこころを明るくします。

見ているこちらも、自然に顔がほころんでしまいます。

わたしたちは、さおりさんからたくさんのものを、いただいています。

さおりさんは、言葉はありませんが、体全体で生きる喜びを表現しています。

さおりさん、いつもありがとう。

これからも、素敵な笑顔を見せてくださいね。





2022年6月17日金曜日

実習生のHさんの詩

皆さん、こんにちは。
今日は、母屋でさおりさんケアに入ってくださっている、実習生のHさんの詩をご紹介します


さおりさんは、みんなに力を与えるんだ。
一生懸命、笑って  一生懸命、怒って
一生懸命、話して  一生懸命、甘えて
一生懸命、呼吸をする
いつもいつもなんでも必死
無邪気で可愛くて、彼女がいるとみんな幸せ。
みんなも彼女と同じ。
一人ひとりが大切な人。
偶然なんてない。全て必然。
生まれてきたからには意味がある。


Hさんは、さおりさんのために色々なお歌を歌ってくれます。
さおりさんも、Hさんが来ると嬉しそうにしています。










2022年3月18日金曜日

ぼくの体験発表

 僕は心の状態がまだまだ不安定だけど、どんな体調であってもご飯作りの時は一生懸命今に生きる事が出来る。早穂理さんのご飯作りは単純な様に見えるから、続ける事は大変だけど、どうしたら早穂理さんが健康になれるか、そう思うと自分には早穂理さんの命を繋ぐ責任があるから毎日頑張れる。

同じものを毎日作っているようにみえても、味は毎回違う。それは自分の心が表れているようなんだ。だから心を込めて作らないといけないと思う!

誰かの為に何かをする喜び、人の為に生きる喜び。それが「愛」。そこに愛があるからこそ何事も投げ出さないで今に生きる事が出来る。

僕が一番好きなのが、ご飯をさおりさんに持っていくときなんだ。

さおりさんは、いつもありのままでいてくれる。さおりさんはボクに生きる事を教えてくれている。なにがあっても変わらないさおりさん。生きる事は本当はもっと単純な事なのかもしれない。

さおりさんの命を繋ぐお食事、食事を作っているようで、実は沢山の事を教えてくれている。





2022年3月10日木曜日

早穂理さんから学んでいる事

 自分の曇ったメガネで相手を見ると世界は偏狭で冷たく虚しい。

 心は相手を罰し、敵・味方を作り出す。そんな世界にいては恐怖と孤独で心は蝕まれるだけだ。

 早穂理さんは透明な心でキラキラした瞳で世界に存在している。

 出逢う人達の魂に光を思い出させてくれている。

 私は早穂理さんの命に触れ、自分の中の愛を生き返らせてくれたと感じます。

 濁りなく流れる川のように自分の中の愛をエネルギーにして日々を生きていく事が、自分を救うのだと早穂理さんから学ばせていただいている。

 学ばせて頂いたからには周りへお返し出来る様にもっと頑張りたいと思います。

実習生N.S






2022年1月27日木曜日

さおりさんケアのお手伝いに行かせて頂いて

 

 何度かさおりさんの部屋に入らせてもらいましたが、さおりさんケアのスタッフが献身的に早穂理さんに尽くしている姿を見て、いつも行くたびに「凄いなぁ」とと思っていました。

 一瞬一瞬何の雑念が入る隙も無いくらい集中して実習しています。そして、自己犠牲などの気持ちは全く無く、本当の真我からの喜びから、さおりさんのケアを行っている。何度行ってもブレる姿も無いです。

 今日は朝日とともに平岡さんに手を合わせたい気持ちになりました。人は自分の持てる力を最大限に出し、人に奉仕する時、真我の自分でいられるのだと思いました。感謝と感動の気持ちで一杯になりました。

 この間、みどり先生のお食事を作らせてもらっていて、手探りで行っていて、色々な養生の本を見たり、何が本当にみどり先生の心と身体を癒すのだろう。どんなお食事を作ったら良いのか。知識と体験の少ない(養生食やマクロビに対して)自分に不甲斐なさを感じどうしたら良いだろうと悩みつつ、心を込める事しか出来ていなかったと思います。

 でも、平岡さんにヒントをもらった気がします。先生方、皆の健康とこれからの時代を生きていけるための食の基盤を作っていく事が、私の奉仕なのではないかと思いました。また、さおりケアの皆に時々学ばさせて頂きたいと思います。

水輪スタッフ 鷲尾智恵子

2021年12月11日土曜日

先生方の深い愛情

最近強く感じるのは、みどり先生、研先生の深い愛情によって私たちは守られているのだなあということ。ここまで愛を与えてくれる人は他に出会ったことがない。厳しくも本当の優しさで接してくださる。私たちの仏性を心から深く信じてくれている人。
私たちが成長してこられたのは、先生方が信じ続けてくれたからです。さおりさんのことは46年間諦めずに育ててきた塩澤先生方。私たちのことも絶対にあきらめない。みどり先生から何回かこのお話を聞いて印象に残っています。


十字架上のイエスの死について。
イエス様は十字架にはりつけにされて、絶望して嘆いて神に言ったそうです。
「神よ、なぜ私をこんな目に合わせるのです。貴方の愛し子の私をどうして助けてくれないのですか」と。
すると次の瞬間、イエスの心に大きな転換が起こりました。
「おお神よ、あなたは私を深く愛しているからこそ、この試練を与えてくださったのですね。」
そういってイエスは神を最後まで信じ死んでいった。
人を良くするには信じる心が一番大切なのではないかと感じています。私たちの中にもある信じる心を、愛を育てていきたい。今度は人に与えられるように。
”愛を知るために(学ぶために)生まれてきた”とはみどり先生がよく本に書く言葉です。その通りだとしみじみ思います。

文 佐藤理恵



2021年12月2日木曜日

いつもありがとう

 さおりさん、いつもいつも大切な事を気付かせてくれてありがとう。

いつもいつも一生懸命に息を吸って、一生懸命にうったえて、一生懸命に今に生きている。

そして、極上の笑顔をみせてくれる。

生きる喜びを身体全体で表してくれている。

さおりさんの安らかな笑顔を見ていると、とても幸せな気持ちになる。

そして、自分がさおりさんを守る為に強くなれる気がする。

さおりさんの元気な笑顔に出会うと、とっても皆も嬉しくなる。

21年間、さおりさんの傍にいさせて頂いて、貴重な体験を何度もさせて頂いた。

本当に感謝しかない。

さおりさんは、私たちのカルマを身をもって表してくれる。

私たちの意識がさおりさんの体調や状態を左右してしまう。

さおりさんは何も悪くないのに私たちの足りなさでさおりさんを左右してしまう。

だからこそ、自分たちの成長あるのみ。

転んでも起き上がり失敗は繰り返さぬようにしっかりと生きていこう。

文 佐藤理恵




2021年10月8日金曜日

大好きなお母さんのおひざで

 皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

早穂理さんはお陰様でとても元気に過ごしています。

今日は、お母さんのおひざで楽しく過ごしました。

早穂理さんは、やっぱりお母さんが大好きです!

お母さんのひざの上で過ごす時が一番落ち着きます。

私が水輪へ来た21年前と変わらず、

みどり先生のおひざの上で早穂理さんは嬉しそうにしていました。

文 佐藤理恵



2021年8月28日土曜日

よもぎとイタドリで頭痛改善!

 皆さんこんにちは。

こちら飯綱では短い夏が終わり、お盆を過ぎると、たちまち朝晩ひんやりした空気が流れます。

早穂理さんはお陰様で元気に過ごしています。最近は鷲尾さんが縫って作ってくれたヨモギ枕とイタドリ鉢巻きを愛用しています。

 それによって、頭痛が改善されているようです。

 ヨモギ枕はもぐさの原料になるだけあり、頭痛の改善の他に安眠効果や温熱、身体を温める効果もあります。

 イタドリは名前の通り痛い所に当てれば何でも痛みが取れるという事です。

 実際に早穂理ちゃんの頭が痛いときに頭を叩く動作が殆ど見られなくなり、笑顔が増えたような気がします。

 早穂理さんは野草ライフを楽しんでいます。
 豆絞りの手ぬぐい 江戸っ子だい!



2020年12月14日月曜日

さおりさんを通して学んでいること

『さおりさんを通して学んでいること』

スタッフ平岡亜由美さん 

私は、さおりさんに8年間ケアーをさせて頂いています。さおりさんは、自分自身といつも真向かわせてくれます。私はとてもエゴが強く、自分の思った通りにしたいとか自分の考えが正しいと思ってしまうところがあります。さおりさんが苦しがっているのに、自分がわすれちゃうからもうちょっとだけと思ってさおりさんのことを苦しませ続けたり、本気で思ってケアできていなかったことに気付きました。さおりさんは、ありのままでエゴもなければ欲もない心がとても純粋な方です。私にとってさおりさんは、障碍者ではなく私の人生の先生だと思います。自分の欲やエゴ、お金ではなく心が一番大切なのだと教えてくれました。そして、さおりさんによって私は、心から与える喜び、さおりさんにやってあげればあげるほど満たされていく。本当の愛は、みかえりも求めないことだと教えてもらいました。人生の中1番幸せだなと感じています。そんなさおりさんにいつも感謝の心を持ち、自分のエゴを手離して成長していけるようにがんばりたいと思います。

2020年10月18日日曜日

45年間の毎日の努力の成果

みなさんこんにちは!
さおりさんは前頭葉脳損傷を出産の分娩時に脳に受けたため、
全身に(特に左手左足に)マヒがあります。
手の指なども思うように動かすことがなかなかままなりません。
しかし、さおりさんが小さい時から、お母さんのみどり先生が、
さおりさんに毎日訓練して出来るようになってきたことがあります。
それはお指の体操です。
「い~ちっ!」というと、親指をぴょこんと上げ、
「に~いっ!」というと、人差し指をぴょこんと上げる
それを3・4・5の指まで続け、両手5本ずつの指を全部できると
「やったー、出来たー!!」と皆で歓声を上げて喜びます。
するとさおりさんも皆の歓声を受けて、まんざらでもない様子です。
このお指の体操は、さおりちゃんの45年間の毎日の努力の成果となっています。
ちゃのちゃんえらい!




2020年10月12日月曜日

はちみつとご機嫌なさおりちゃん


さおりさんブログ
~はちみつとご機嫌なさおりちゃん~

みなさんこんにちは
こちら飯綱は寒い季節になってきました。
早織さんは風邪をひかないように湯たんぽで寒さ対策をしながら元気に過ごしています。

先日、ドイツ在住の野中博士からはちみつが届けられました。
奥様が養蜂家という事で、西洋みつばちのはちみつだそうで、
頂いてみると、マロン味のとても美味しいものでした。
この場を借りてお礼申し上げます。
野中博士のメールをご紹介させて頂きます。

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はちみつの箱を持ってゴキゲンな早穂理さんの写真どうもありがとうございました。お元気そうでうれしく思います。皆さんのコメントをクリスタに伝えましたらとても喜んでいました。どの月のはちみつが一番お口に合いましたか?5月、6月、7月のものはシュトゥットガルトにある大学の研究所で分析してもらい、はちみつとしての正式な承認を得ました。5月のは「春の花のはちみつ」、6月のは「花のはちみつ」、7月のは「森の蜂蜜」と表記することを勧められましたので、8月のはちみつも分析してもらって、ひょとして「樅のはちみつ」(森のはちみつよりランクが上です)と表示することが可能かどうかチェックしてもらう予定です。
野中潤一