ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
ご感想・お問合せは、メール suirin@suirin.com までお願いいたします。

2020年5月27日水曜日

さおりさんケアの実習において

先日、天候もよくとても心地いい日だったので、
さおりさんはベランダに出て日向ぼっこをしました。
寝たきりのさおりさんをベランダまでお運びするのは一苦労。
汚れないようベランダにゴザを敷いたり、吸引機やお布団を準備したり。
また、ここ飯綱の天候は標高が高いせいかとても天候が変わりやすく、
タイミングを見計らわらなければなりません。

私は初めてさおりさんをベランダまでお運びするのでやや緊張していました。
とにかく移動する際、手足が滑ったりして転んではいけないと。
さおりさんケアの実習において、やはり人の命とかかわるわけですから、
絶対に失敗してはいけない瞬間があります。
そのためにケアのための練習だったり、準備だったり、
々自分自身の至らない点を磨かなければなりません
眠い時も体が疲れているときもありますが、
どこまで自身と向き合いこの実習を行うことができるか、
それが今後のさおりさんケアの良し悪しにつながってくるのだな、と感じました。