ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
ご感想・お問合せは、メール suirin@suirin.com までお願いいたします。

2015年2月18日水曜日

水輪の若草四姉妹

みなさま、こんにちは。
今日は母屋でさおりさんケアを行わせていただいている私達のことをお伝えします。
今、さおりさんケアをしているのは、Mさん、Aさんとともに3人で主にさせていただいています。

MさんAさんは、さおりさんのお食事作りを担当していて、さおりさんのために愛情たっぷりの野菜スープを作ってくれます。
それから、鼻チューブで食べるための流動食も、血液検査の結果と向き合いながら、みどり先生と話し合って工夫して何とかさおりさんに栄養いっぱいのものをと作っています。




さおりさんは、今年40歳になりますが、年々かわいらしくなられて、以前に比べ笑顔もたくさん増えて、生命力は強くなられているように思います。


私がさおりさんに初めて会ったのは、さおりさんが26歳の時でした。その時から、さおりさんはお目目がくりくりとして、髪の毛も、後ろのほうがクリンクリンとカールしていて、本当に天使ちゃんのようでした。
その印象は今も変わらず、それでいて、ありのままの自分でいいんだよ、と私たちに教えてくださいます。


大病もして、年も重ねられていますが、さおりさんは、生きる喜びを体中で精いっぱい表現してくれているように思います。
まだまだ、至らないところばかりの私達ですが、研先生は、私たちのことを、若草物語のべスを囲んだ3人姉妹に例えて、水輪の若草四姉妹といってくださいました。

わたしたちは、体の弱いさおりちゃんを中心に囲んで思いやり、一致団結してさおりちゃんを守っていきます。
さおりさんからは、たくさんのものをいただいています。さおりさん、これからもよろしくね!!


担当;さとう