ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
ご感想・お問合せは、メール suirin@suirin.com までお願いいたします。

2018年1月27日土曜日

2019/1/27 さおりさんの近況です

みなさまこんにちは!さおりさんのそばで17年間ケアをさせて頂いています。
スタッフの佐藤理恵です!
新しい年を皆さまいかがお過ごしでしょうか?
こちら飯綱はあたり一面の白銀の銀世界!です。でも、1月半ばになり、少し暖かい日もあり、雨が降ったりもしました!
さおりさんは、おかげさまで元気に過ごしています。
しかし、徐脈35前後は1日に1~3回ほど、発作時に起こってきます。
徐脈とは、脳の中で間違った指令がでてしまい、脈が下がり過ぎてしまうことだそうです。
迷走神経とも関係しているようです。
徐脈をとめる良いお薬はなく、まず発作の回数を減らすことでしか徐脈を少なくする手だてはないようです。
毎回だいたい30秒ほどでおさまりますが、先日は5分間脈が40のまま続いていることがありました。
徐脈の最中の様子は発作の延長という感じで両目のフチは赤くなり、目を見開いて息が苦しそうな感じになっています。
てんかん発作のお薬「イーケプラ」を100㎎増量して様子を見ていますが、今のところ、徐脈は起こってきています。
決して気の抜けない日々ですが、さおりさんはそれでも毎日一生懸命生きています。
今日はさおりさんのところに実習生のTさんがきてくださりました。
Tさんは元歯科医師です。歯磨きの苦手なさおりさんですが、Tさんの指導で頑張って歯磨きをすることができました。
口腔ケアは寝たきりのさおりさんにとってとても大切です。

しっかりと、さおりさんの綺麗な歯を保っていきたいと思います。