
昨年、さおりさんは重篤な肺炎にかかり死の淵に立つところまで行きました。
さおりさんが風邪をひくときは、周りの私たちにさおりさんがメッセージを出しているときだ、と研先生はおっしゃいます。
私たちが、さおりさんの身になって実習をしていないとき、いまにいきれていないとき、SOSを出しているさおりさんの声にならない声を見落としてしまいます。
そういったとき、さおりさんは、皆の在り方、方向性が間違っていることを知らせるために身をもって病気になるのです。わたしたちの業を背負って、浄化してくださっているのかもしれません。
担当,佐藤りえ