ブログ説明


早穂理さんは、いのちの森「水輪」を造った塩澤夫妻の娘さんのお名前です。出産時に分娩の医療ミスにより、脳に傷をつけてしまいました。
早穂理さんは歩くことも、話すことも、自分の手で食べることもできませんが、心はみんな解っているようです。そんな早穂理さんの毎日を紹介させて頂きます。
ご感想・お問合せは、メール suirin@suirin.com までお願いいたします。

2019年4月1日月曜日

2019/04/01 いのちの森の原点

早穂理さんは、毎日毎日精いっぱい生きています。
今年の冬は、風邪ひいたものの、抗生剤をすぐのみ悪化せずに乗り越えられました。

もう4月というのに、今日も又雪が降ってしまいました。

もうすぐ早穂理さんの誕生日です。
私達は、早穂理さんと言う存在をとして、
本当に人として大事な「心」を取り戻せました。

お金や地位や名誉ではなく、
人は心が一番大事だという事を日々教えてくれています。

早穂理さんに与えているようで、私達は、
日々与えられ本当の幸せとは、何なのかを教えられています。

本当の幸せって何なんだろう?と思う人はたくさんいると思います。
私達も早穂理さんに出会うまでは、分かりませんでした。

そんな早穂理さんの本である。
「早穂理。ひとしずくの愛」からプロローグを紹介したいと思います。

幸せ。
それは、心の内にある。
はじまりは、ひとしずくでいい。その一滴が輪を創るのだから…
生命の輪。喜びの輪。調和の輪。存在の輪。
輝く月に手を伸ばし、欲しい欲しいと泣く子供の様に夜空を仰いで
渇きを訴えても何も起こらない。ほんとは何が欲しい?時間、お金
地位、名声、恋人、安らぎ、愛幸せの証拠。幸せの保険…?
求め続けているうちに不足感を感じてしまう。
でも、本当に不足しているのだろうか。
そこに在るものを知らなければ。
青い鳥を探しに森を彷徨う人生より、手の中にある祝福を抱きしめる毎日が愛おしい。
それが輪を紡いでいく。

幸せは心の内にある。

それを思い出すことが出来れば、ひとしずくの流れ星が水面に落ちた時
輪になって…輪になって…きらめきの音が響き合い潤いボレロを奏ではじめる。
幸せの言う名の輪。
愛と言う名の輪。
ひとしずく
この一滴は、あなたであり、私であり、あの雲であり、雀であり、
プラタナであり、一匹の蝶であり、山であり、川であり…生きとしいけるもの、すべて。


早穂理さん

心から
この世に生まれてきてくれて
「ありがとう」

毎日私達は、
早穂理さんに日々感謝しています。

そして。
今世の中では、早穂理さんのような心を失っている人達がたくさんいます。
どうか…この世の中が大切な心を取り戻せますように…
強く願い続けます。