こんにちは。昨日は初雪が降りました。まだ11月の初めだというのに、けっこう積もりました。
さおりさんの部屋の大きな窓から見渡す雪景色は、白銀の世界に、朝の日光が反射して、キラキラと光りとてもきれいでした。さおりさんのお部屋の前にはナナカマドの木が、窓に寄り添うように生えています。この木は、さおりさんが飯綱へきたころには、まだ窓の下に枝のてっぺんが来ているぐらいだったそうです。
さおりさんの部屋の大きな窓から見渡す雪景色は、白銀の世界に、朝の日光が反射して、キラキラと光りとてもきれいでした。さおりさんのお部屋の前にはナナカマドの木が、窓に寄り添うように生えています。この木は、さおりさんが飯綱へきたころには、まだ窓の下に枝のてっぺんが来ているぐらいだったそうです。
今では窓から見上げるくらいに、ナナカマドの木も大きくなりました。
さおりさんといっしょに成長し、さおりさんを、この30年間見守ってきた木です。
さおりさんの部屋を、ナナカマドの部屋とわたしたちは呼んでいます。
さおりさんが、ほとんどの時間をすごすこの部屋は、部屋の中にいながら自然の森の中にいるように感じるほど、窓が大きく作ってあり、木々の枝がまじかに見えます。
春の小鳥のさえずりや、5月にはナナカマドの白い花、夏にはみどりの葉っぱの葉脈が光に透けて見え、秋には赤い実がなり、冬にはふんわりと枝に積もった白い雪。それぞれの季節が、手に取るようにまじかに見えます。
さおりさんは365日、どこへも行かずこの窓から見える飯綱の四季を感じとっています。
担当:佐藤りえ