こちら飯綱では、お盆が過ぎ、朝晩すっかり肌寒くなってきました。
さおりさんも体が冷えやすいので、暖かくするよう気をつけています。
先日の喜多郎コンサートでは、みんなの太鼓の披露も無事成功しました。
応援してくださった皆様のおかげです。
披露した太鼓の曲想は、いろいろなメッセージを当てはめてリズムを作ります。
一番ベースになる基本のリズムは、
なんと「さおりさん、さおりさん」の3拍子です。
鼓童のよねちゃん先生の指導で、演奏する皆がメッセージを選んで曲作りもしました。
他にも、“今に生きる””必死に生きる””お水がおいしい””お米もおいしい”などの
メッセージをリズムに乗せて太鼓を叩きました。
コンサートの当日、演奏時間には、さおりさんはスヤスヤと静かに眠っていましたが、
もしかすると体を抜け出して、
みんなの演奏を聴きに会場へ遊びにいっていたのかもしれません。
みどり先生、研先生はよく「私たちは、徒労にかけている」とおっしゃっています。
徒労に終わるのではなく、徒労にかける。
キリスト教の言葉だそうですが、やってもやっても成果の出ない、意味のない苦労。
それを、結果が出ないにも関わらず、やり続けることに人生をかけている。
早穂理さんを、少しでも良くしようと、あきらめずにやり続け、自分を深め続けた43年間。
私たちスタッフは、その言葉を聞き、生き様を近くで見せて頂き、
もう一度自分の生き方を見直していくことが、必要だと思います。
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